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2013年1月号掲載記事

脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクをチェック!
【 LOX-index 】

LOX-index は今後10年の脳梗塞、心筋梗塞の発症を予測する血液検査です。

脳血管障害、心筋梗塞は、動脈硬化を原因として起こる病気です。

動脈硬化の原因を知ろう!

原因は、LDLコレステロール(悪玉)ですが、その中でもサビ付いた酸化LDLコレステロールが「最大の悪玉」です。

酸化LDLは、血管にあるLOX-1というトラップに捕まります。これが、動脈硬化のはじまりです。(Fig.1)

酸化LDLとLOX-1を検査することで、今後10年の発症リスクを知る!

LOX-index は動脈硬化の原因であるLOX-1と酸化LDL(LAB)を指標にした検査で、今後10年の脳梗塞、心筋梗塞のリスクを予測します。

この検査方法は、日本人約2,300名を平均約10年間追跡調査した結果が得られたデータをもとに実施されます。

がんより怖い?動脈硬化!!

日本人の死因の原因の1位はガンですが、動脈硬化が原因とされる脳血管疾患、心疾患の合計数は同水準にあります。

患者数は圧倒的に多い!!

脳血管疾患、心疾患は、医療の進歩で命を取り留める確立は高くなっていますが、患者数自体は増加の一途を辿っています。

寝たきりの原因は、脳梗塞が最多!

寝たきりになる原因のトップは脳梗塞になります。脳血管疾患が、約4割を占めています。

血管検査で簡単にわかる!

LOX-index は簡単な血液検査で調べることが可能です。検査自体も約10分で完了します。

当院では自費12,000円(税込)にて随時実施しております。