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2010年8月号掲載記事

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子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん予防ワクチンを接種しましょう

日本では年間約15,000人の方が子宮頸がんになり、約3500人が亡くなっています。20才代から急激に患者が増え、ピークは30代後半です。

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに 感染することによって起こることがわかっています。HPVに感染しても、多くは自然に排除されてしまいますが、 持続感染した人のうちの1%弱が子宮頸がんになると考えられています。

HPV感染から、子宮頸がんになる確率は小さいのですが、 発がんの最大要因であることは間違いなく、HPV感染をブロックすることで、子宮頸がんを予防することができます。 HPV感染は性的接触によって起こります。

子宮頸がんを予防するために、10歳以上の女性は、できるだけ早い時期に子宮頸がんワクチン (HPV感染を予防するワクチン)を接種されることをおすすめします。

ワクチンは初回、初回接種後1ヶ月後、6ヶ月後の計3回接種します。

費用は1回15,000円です。 お電話にてご予約ください。