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ご近所あら!さがし

ひもんやだより2010年2月号掲載

第25回 最賀鍼灸整骨院

平成21年4月16日に開院した「最賀鍼灸整骨院」は、鷹番の唐ヶ崎通りにある緑のファサードが目印の鍼灸整骨院です。

ゆったりとした待合スペースにはどくだみ茶とシェンペクス(磁界療法機)のサービスがあります。

院内は明るく、心地よい香りで癒されます。

院長の最賀俊介先生は目黒区碑文谷生まれ。ニューヨーク在住時に東洋医学と出会い、鍼灸あんまマッサージ師免許、柔道整復師の免許を取得され今日まで診療にご尽力なさっておられます。

最賀先生にご専門である東洋医学(鍼灸)についてお話を伺いました。

 

かつて私自身が原因不明の目まいと難聴に悩まされていた時のことです。その頃通っていた鍼灸の講習会の先生にそのことを相談したところ、腎経を強める治療をするように薦められました。腎経とは足から腎臓を通って胸のほうまで巡っている気の流れのことです。なぜ耳の治療に腎なのか尋ねると、「耳と腎臓って形がよく似ているから」と真顔で答えたのです。大の大人が納得できる理由ではありません。

しかし、これが東洋医学の考え方なんですね。デカルト以来の近代の科学は、事象や物質をどんどん細かく分けていき、個々の違いを際だたせていくものと言えるでしょう。一方、鍼灸のもととなる東洋哲学は「AとBは似ている。だから一緒、だから繋がっている。」という論法です。

先生の論理はまさに東洋哲学のそれで、近代科学の論法が身についている私たちは目が点になってしまうのです。

近年特に鍼灸治療のメカニズムを西洋医学的に検証する試みが盛んです。東洋医学を西洋医学に翻訳するということは、鍼灸を多くの人に理解してもらうためにも、とても重要なことだと思います。しかしそれが東洋医学の発想を否定するものではあってほしくないのです。世の中にはこういう別の発想もあるんだと、認め合えていければと思います。

一見、眉唾に思えるこの東洋医学の論理は、実際、なかなか機能しているのです。私の目まい難聴は、その後、腎経に力をつける治療ですっかり治りました。

 

保険診療(鍼灸保険、交通事故、労災、往療(往診)マッサージ)と自費診療(マッサージ、全身整体、リフレ足つぼ、頭皮・眼精疲労マッサージ、耳つぼ痩身、吸角治療、ストレッチ治療、電界療法)を行っており、患者様一人ひとりにとって最適な治療をカスタマイズして頂けるそうです。肩こりや腰痛でお悩みの方、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

最賀鍼灸整骨院

<所在地>
〒152-0004 目黒区鷹番1-14-23
TEL:03-3715-3710
平日・祝日 8:30〜12:00/15:00〜19:30
土曜 8:30〜16:00(昼休みなし)
メール info@saiga.jp

URL: http://saiga.jp/