ひもんや俳壇
2026年3月号
一般投句
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この時期に遠い昔の受験期を畑山 則子
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閉ざれしままの御堂や梅香る戸上 和
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けの汁で晴れて津軽の嫁となる齋藤 輝美
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朝茶のむ娘に全快の初桜佐藤加代子
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啓蟄や水音たしかに真夜の池長島 ちよ
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仏前に一声かけて蕗味噌を木村 遊風
向原喜楽会
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小春日の花屋の前の人だかり藤原和歌子
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母親も着馴れぬ和服七五三笹島美和子
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浅漬をうましうましと帰国の娘吉田 新子
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庭の木々色鮮やかに冬に入る藤田 静枝
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期せずして集ふ小春のベンチかな齋藤 朋子
竹の子会
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散歩道日向を選ぶ冬隣苅野 玲子
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約束を果たせぬまゝに冬隣渡辺 幸江
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木の葉散る色とりどりの遊歩道千葉ゆり子
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威勢よき三本締めや大熊手安達久美子
ミモザ会
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風上へ合図野焼の火を放つ石橋万喜子
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もろもろの芽吹き促す雨催ひ小島 愛子
三國紀子
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落椿雨粒抱いて空仰ぎ三國 紀子