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2012年1月号掲載記事

コラーゲンを摂ると、老化を防げるって本当?

コラーゲンは生物の全身組織を形作っているたんぱく質です。(Fig.1)

そして、生物の老化現象にはコラーゲンが深く関わっています。

外から見える「皮膚」にはコラーゲンが多く含まれており、老化の影響が現れやすいのです。また、血管のコラーゲンが老化することで、動脈硬化が促進され、高血圧や腎臓など全身臓器の老化を引き起こします。

肌とコラーゲン

コラーゲンは加齢とともに量的質的に変化し、体内でのコラーゲン合成は下降をたどります。(Fig.2)

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から成り立っています。コラーゲンは真皮層の約70%を占めており、肌のハリや潤いを維持しています。

コラーゲンが老化すると、コラーゲン同士が結びつき架橋が増え固くなり、弾力性を失います。また、水分を保つこともできなくなり、乾燥し、柔軟性や弾力性を失い、たるみやシワとなるのです。 また、過度の紫外線は肌にダメージを与えますが、真皮層のコラーゲンの新陳代謝がスムーズであれば、肌自身の回復力でシミとして残ることもないのです。(Fig.3)

コラーゲンを摂れば、コラーゲンは増える?

口から入ったコラーゲンは、消化管でアミノ酸に分解され、吸収されます。

コラーゲンの分子は大きいので、コラーゲンのまま身体に取り込むことはできないため、コラーゲンを摂取しても、すぐに肌がきれいになる、関節の痛みがなくなる、というような即効性は期待できないとおもいます。

しかし身体の中では、経口摂取された様々なたんぱく質に由来するアミノ酸からコラーゲンを合成しているので、コラーゲン経口摂取によって、コラーゲンの原料になるアミノ酸を取り込むことには意味があるとおもいます。コラーゲンがブロック壁だとすれば、アミノ酸はブロックです。コラーゲンを摂るというのは、ブロック壁を構成しているブロックを取り込むということです。

身体の中で、ブロックが再び積み上げられなくては、コラーゲンにはなりません。近年、コラーゲン由来のアミノ酸にはコラーゲン合成を促進する働きがあることがわかってきました。ブロック自身が壁を作ることを促すのです。

コラーゲンの経口摂取の効果については、まだ不明な点が多いことは確かですが、良質のコラーゲンの経口摂取を続けることで、老化を防ぐ可能性を期待できるとおもいます。

医療用コラーゲン『DAAC-01』をおすすめします

DAAC-01は医療機関でのみ販売されているコラーゲンです。

人間と似た組成の豚の皮を原料にしており、コラーゲン濃度が75%(5,038/7,000咫砲塙發、ブドウ糖を除いているので、1包(7g)25kcalと低カロリーで、肥満や糖尿病の方も利用しやすいコラーゲンで、1日1〜2包を目安に摂取します。

当院では1箱(30包)4,200円(税込)で販売しております。